論文の概要: Complete complementarity relations in curved spacetimes
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2011.00736v3
- Date: Mon, 15 Mar 2021 17:51:24 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-04-26 07:31:33.822117
- Title: Complete complementarity relations in curved spacetimes
- Title(参考訳): 曲線時空における完全相補関係
- Authors: Marcos L. W. Basso and Jonas Maziero
- Abstract要約: 無限小局所ローレンツ変換の連続性を考慮することにより、曲線時空に対する完全相補性関係を延長する。
シュワルツシルト時空における質量スピン=1/2$粒子のこれらの異なる相補的性質の挙動について検討する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: We extend complete complementarity relations to curved spacetimes by
considering a succession of infinitesimal local Lorentz transformations, which
implies that complementarity remains valid as the quanton travels through its
world line and the complementarity aspects in different points of spacetime are
connected. This result allows the study of these different complementary
aspects of a quantum system as it travels through spacetime. In particular, we
study the behavior of these different complementary properties of massive
spin-$1/2$ particles in the Schwarzschild spacetime. For geodetic circular
orbits, we find that the spin state of one particle oscillates between a
separable and an entangled state. For non-geodetic circular orbits, we notice
that the frequency of these oscillations gets bigger as the orbit gets nearer
to the Schwarzschild radius $r_s$.
- Abstract(参考訳): 我々は、無限小局所ローレンツ変換の連続性を考えることにより、曲線化された時空に対する完全相補性関係を拡張し、このことは、量子論がその世界線を通過し、時空の異なる点における相補性相が連結されるときに相補性が有効であることを意味する。
この結果は、時空を移動する量子系のこれらの異なる相補的な側面の研究を可能にする。
特に、シュワルツシルト時空における質量スピン-1/2$粒子のこれらの異なる相補的性質の挙動について研究する。
測地学的な円軌道では、1つの粒子のスピン状態が分離可能な状態と絡み合っている状態の間で振動する。
非楕円軌道の場合、軌道がシュワルツシルト半径 $r_s$ に近づくにつれて、これらの振動の周波数が大きくなることに気付く。
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