論文の概要: Universal correlations in chaotic many-body quantum states: Fock-space formulation of Berrys random wave model
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2403.10132v1
- Date: Fri, 15 Mar 2024 09:26:17 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-03-18 17:50:08.395455
- Title: Universal correlations in chaotic many-body quantum states: Fock-space formulation of Berrys random wave model
- Title(参考訳): カオス多体量子状態における普遍的相関:ベリーズランダム波モデルのフォック空間定式化
- Authors: Florian Schoeppl, Remy Dubertrand, Juan-Diego Urbina, Klaus Richter,
- Abstract要約: 相互作用量子系におけるカオス固有状態のランダム性は、粒子あたりの有限エネルギーによって課される微妙な相関を隠蔽することを示す。
これらの相関関係は、単粒子系におけるカオス固有関数に対するベリーズアプローチが多体空間に持ち上げられるときに明らかとなる。
次に、相互相関の普遍性と拡張係数のガウス分布をカオス固有状態の符号として同定する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: The apparent randomness of chaotic eigenstates in interacting quantum systems hides subtle correlations dynamically imposed by their finite energy per particle. These correlations are revealed when Berrys approach for chaotic eigenfunctions in single-particle systems is lifted into many-body space. We achieve this by a many-body semiclassics analysis, appropriate for the mesoscopic regime of large but finite number of particles. We then identify the universality of both the cross-correlations and the Gaussian distribution of expansion coefficients as the signatures of chaotic eigenstates. Combined, these two aspects imprint a distinctive backbone to the morphology of eigenstates that we check against extensive quantum simulations. The universality of eigenstate correlations for fixed energy density is then a further signature of many-body quantum chaos that, while consistent with the eigenstate thermalization hypothesis, lies beyond random matrix theory.
- Abstract(参考訳): 相互作用量子系におけるカオス固有状態の明らかなランダム性は、粒子当たりの有限エネルギーによって動的に課される微妙な相関を隠蔽する。
これらの相関関係は、単粒子系におけるカオス固有関数に対するベリーズアプローチが多体空間に持ち上げられるときに明らかとなる。
多数の粒子のメソスコピックな状態に適合する多体半古典解析によりこれを達成した。
次に、相互相関の普遍性と拡張係数のガウス分布をカオス固有状態の符号として同定する。
これら2つの側面が組み合わさって、広範囲な量子シミュレーションに対してチェックする固有状態の形態に固有のバックボーンを印加する。
固定エネルギー密度に対する固有状態相関の普遍性は、固有状態熱化仮説と矛盾しないが、ランダム行列理論を超えた多体量子カオスのさらなるサインとなる。
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