論文の概要: An Argument for Strong Positivity of the Decoherence Functional
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2011.06120v2
- Date: Thu, 30 Sep 2021 15:30:52 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-04-24 11:33:38.819383
- Title: An Argument for Strong Positivity of the Decoherence Functional
- Title(参考訳): デコヒーレンス汎関数の強い肯定性に関する議論
- Authors: Fay Dowker and Henry Wilkes
- Abstract要約: 我々は、経路積分を基本とした量子論の定式化において、デコヒーレンス関数の強い正則性について正しい物理的正則性条件として議論する。
強い正の量子系の集合は、テンソル積合成の下で閉じた集合の中で最大となる一意的な集合であることを示す。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: We give an argument for strong positivity of the decoherence functional as
the correct, physical positivity condition in formulations of quantum theory
based fundamentally on the path integral. We extend to infinite systems work by
Boes and Navascues that shows that the set of strongly positive quantum systems
is maximal amongst sets of systems that are closed under tensor product
composition. We show further that the set of strongly positive quantum systems
is the unique set that is maximal amongst sets that are closed under tensor
product composition.
- Abstract(参考訳): 我々は、経路積分を基本とした量子論の定式化において、デコヒーレンス関数の強い正則性について正しい物理的正則性条件として議論する。
ボエとナバスキューの無限系に拡張し、強い正の量子系の集合がテンソル積合成の下で閉じた系の集合の中で最大であることを示す。
さらに、強い正の量子系の集合はテンソル積合成の下で閉じた集合の中で最大となる一意的な集合であることを示す。
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