論文の概要: Quantum probability from temporal structure
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2112.10929v5
- Date: Sun, 24 Dec 2023 17:05:18 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-12-28 02:19:31.938334
- Title: Quantum probability from temporal structure
- Title(参考訳): 時間構造からの量子確率
- Authors: Michael Ridley
- Abstract要約: ボルン確率測度は、観測者が現実のある領域に自己配置する測定の統計を記述している。
量子確率は、因果的部分と後頭側部分の両方を含む普遍的多重時間波動関数の分数と同一視できることを示す。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: The Born probability measure describes the statistics of measurements in
which observers self-locate themselves in some region of reality. In
$\psi$-ontic quantum theories, reality is directly represented by the
wavefunction. We show that quantum probabilities may be identified with
fractions of a universal multiple-time wavefunction containing both causal and
retrocausal temporal parts. This wavefunction is defined in an appropriately
generalized history space on the Keldysh time contour. Our deterministic
formulation of quantum mechanics replaces the initial condition of standard
Schr\"odinger dynamics with a network of `fixed points' defining quantum
histories on the contour. The Born measure is derived by summing up the
wavefunction along these histories. We then apply the same technique to the
derivation of the statistics of measurements with pre- and post-selection.
- Abstract(参考訳): ボルン確率測度は、観測者が現実のある領域に自己配置する測定の統計を記述している。
$\psi$-ontic 量子論では、現実は波動関数によって直接表現される。
量子確率は因果部分と逆時間部分の両方を含む普遍的多重時間波動関数の分数と同定できることを示した。
この波動関数はケルディシュ時間輪郭上の適切に一般化された歴史空間で定義される。
量子力学の決定論的定式化は、標準シュレーディンガー力学の初期条件を、輪郭上の量子履歴を定義する「固定点」のネットワークに置き換える。
ボルン測度は、これらの歴史に沿って波動関数をまとめることによって導かれる。
次に,前および後の選択による測定統計の導出に同様の手法を適用する。
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