論文の概要: Integral fluctuation theorems and trace-preserving map
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2307.02705v2
- Date: Wed, 3 Jan 2024 06:43:17 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-01-04 16:56:37.045477
- Title: Integral fluctuation theorems and trace-preserving map
- Title(参考訳): 積分ゆらぎ定理とトレース保存写像
- Authors: Zhiqiang Huang
- Abstract要約: 完全正の写像で生成関数を書き換え、積分FTがこれらの写像のトレース保存性によって決定されることを示す。
本稿では、変動散逸定理の一般化の研究に役立つであろうマルチタイムプロセスの関数生成について、簡潔に論じる。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 2.492884361833709
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: The detailed fluctuation theorem implies the symmetry on the generating
function of the entropy production probability. The integral fluctuation
theorem follows directly from this symmetry and the normalization of the
probability. In this paper, we rewrite the generating function with complete
positive maps and show that the integral FT is determined by the
trace-preserving property of these constructed maps. We demonstrate the
convenience of this framework by discussing the eigenstate fluctuation theorem
and heat exchange between two systems. This set of methods is also applicable
to generating function of quasi-probability, where we find the Petz recovery
map arises naturally from this framework. In addition, we briefly discuss
generating functions for multitime processes, which may be helpful in studying
generalization of the fluctuation-dissipation theorem.
- Abstract(参考訳): 詳細なゆらぎ定理はエントロピー生成確率の生成関数に関する対称性を意味する。
積分ゆらぎ定理は、この対称性と確率の正規化から直接従う。
本稿では,生成関数を完全正の写像で書き直し,これら構築した写像のトレース保存特性により積分 ft が決定されることを示す。
固有状態変動定理と2つの系間の熱交換を議論することで,この枠組みの利便性を実証する。
この手法は準確率関数の生成にも応用可能であり、petzリカバリマップはこのフレームワークから自然に生じる。
さらに, 変動散逸定理の一般化を研究する上で有用なマルチタイムプロセスの関数生成について, 簡単な議論を行った。
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