論文の概要: Comment on "Covariant quantum field theory of tachyons"
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2406.14225v1
- Date: Thu, 20 Jun 2024 11:45:29 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-06-21 14:01:46.575009
- Title: Comment on "Covariant quantum field theory of tachyons"
- Title(参考訳): タキオンの共変量子場理論」へのコメント
- Authors: Krzysztof Jodłowski,
- Abstract要約: 提案したファインマンプロパゲータがローレンツ不変ではないことを示す。
解析の結果,量子タキオン場は負の質量2乗を持つ物理オンシェル粒子を記述していないことが示唆された。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: Recently, Paczos et al. (2308.00450) proposed a covariant quantum field theory for free and interacting tachyon fields. We show that the proposed Feynman propagator is not Lorentz invariant, proper asymptotic (in/out) tachyon states do not exist, and the proposed S-matrix describing interactions of tachyons and subluminal matter is ill-defined. Since tachyons behave as bosons, interacting tachyons may also self-interact, e.g., any interaction with ordinary matter generates such terms. As a result, the physical vacuum, instead of being at the origin of the potential, may correspond to the proper minimum of the tachyon potential, or such state does not exist at all. Our analysis indicates that quantum tachyon field does not describe a physical on-shell particle with negative mass squared.
- Abstract(参考訳): 最近、Paczos et al (2308.00450) は自由で相互作用するタキオン場のための共変量子場理論を提案した。
提案したFeynmanプロパゲータはローレンツ不変ではなく, 適切な漸近状態 (in/out) タキオン状態は存在せず, タキオンとサブアルミナの相互作用を記述するS行列は不定義である。
タキオンはボソンとして振る舞うため、相互作用するタキオンは自己相互作用しうる(例えば、通常の物質との相互作用はそのような用語を生成する)。
その結果、物理的真空はポテンシャルの原点ではなく、タキオンポテンシャルの適切な最小値に対応しているかもしれないし、そのような状態は存在しない。
解析の結果,量子タキオン場は負の質量2乗を持つ物理オンシェル粒子を記述していないことが示唆された。
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