論文の概要: Eigenstate Thermalization in a Locally Perturbed Integrable System
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2004.04755v3
- Date: Thu, 13 Aug 2020 16:53:59 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-05-25 08:33:36.218823
- Title: Eigenstate Thermalization in a Locally Perturbed Integrable System
- Title（参考訳）: 局所摂動積分系における固有状態熱化
- Authors: Marlon Brenes, Tyler LeBlond, John Goold and Marcos Rigol
- Abstract要約: 固有状態の熱化は、孤立量子系における熱化のメカニズムとして広く受け入れられている。
積分可能な系の局所摂動は固有状態の熱化を引き起こす可能性があることを示す。
- 参考スコア（独自算出の注目度）: 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Eigenstate thermalization is widely accepted as the mechanism behind
thermalization in generic isolated quantum systems. Using the example of a
single magnetic defect embedded in the integrable spin-1/2 $XXZ$ chain, we show
that locally perturbing an integrable system can give rise to eigenstate
thermalization. Unique to such setups is the fact that thermodynamic and
transport properties of the unperturbed integrable chain emerge in properties
of the eigenstates of the perturbed (nonintegrable) one. Specifically, we show
that the diagonal matrix elements of observables in the perturbed eigenstates
follow the microcanonical predictions for the integrable model, and that the
ballistic character of spin transport in the integrable model is manifest in
the behavior of the off-diagonal matrix elements of the current operator in the
perturbed eigenstates.
- Abstract（参考訳）: 固有状態の熱化は、一般の孤立量子系における熱化のメカニズムとして広く受け入れられている。
積分可能なスピン-1/2$XXZ$鎖に埋め込まれた1つの磁気欠陥の例を用いて、積分可能な系の局所摂動が固有状態の熱化を引き起こすことを示す。
そのような設定に特有ののは、摂動しない可積分鎖の熱力学的および輸送的性質が摂動(非可積分)鎖の固有状態の性質に現れるという事実である。
具体的には、摂動固有状態における可観測性の対角行列要素が可積分モデルのマイクロカノニカルな予測に従い、可積分モデルにおけるスピン輸送の弾道特性が摂動固有状態における現在の作用素の非対角行列要素の挙動に現れることを示す。
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